
9/30(水)にカフェで柚子胡椒作りのワークショップがありました。講師を務めたのは赤崎加林さん、ユズをこよなく愛する九州女子です。
沢井マウンテンカフェは営業日でない時にカフェをイベント会場として貸し出しており、今回8月のテレビ放映をご覧になった赤崎さんからお話があり、沢井の特産品であるユズを使った柚子胡椒作りワークショップをやって頂くことになりました。柚子胡椒を作るには、ユズの他にトウガラシと塩が必要なのですが、以前栃木県にお住まいだったことのある赤崎さんがその際のツテで「日光トウガラシ」を入手し、塩もこだわって沖縄の海塩を使いました。日光トウガラシは古くから日光周辺で栽培されているもので、味がマイルドで多様な料理に合う万能トウガラシです。また、沖縄の海塩はミネラル分が豊富で旨みのあるおいしさが特徴です。

今回の参加者は11人、平日にもかかわらず大勢の方にお集まり頂きました。最初に柚子胡椒の歴史や材料の選び方、沢井のユズについてや、どんな料理に合うかなど、達筆の赤崎さんが丁寧にご準備された紙芝居での説明があって、皆さん熱心に聞き入っていました。ちなみにカフェの和室の障子を取り外して窓も開け、開放感ある空間でコロナ対策もバッチリです。
柚子胡椒の歴史は意外と新しく、戦後に大分県日田地区で地元特産のユズとトウガラシを組み合わせて開発されたものとのことです。現在では全国的に広まって、なべ物やうどん、焼き鳥などの薬味としてなくてはならないものとなっています。