沢井マウンテンカフェでは、できるだけ地元産の新鮮な野菜を使ってメニューを作ります。
沢井や御岳周辺では自分の畑で野菜を育てている方が多く、別に専業農家ではないのですが、土や肥料にこだわり、苗からでなく種から育てたり、間引きや剪定、水やりにも皆さんこだわりを持っています。基本的に自家用の分だけ育てるのですが、そうは言っても収穫の時期になるとモノによっては一気に食べごろになってしまうので、我が家にもおすそ分けでいろいろ頂きものが回ってきます。
そんなシロウト農家の中でも一目置かれているのがKさんで、「あそこの野菜は一味違う！」と評判です。実際にはKさんはもはや素人ではなく兼業農家と言ってもよい腕前と規模で、一部のお客さんに定期的に卸売りしています。
先日お散歩がてら畑を見学させてもらいましたが、ちょうど春野菜から夏野菜に植え替えるのに、ご夫婦で畑を耕していました。大根、蕪、ほうれん草、新玉ねぎ、レタス、ラディッシュ、のらぼう（八王子から飯能辺りでよく採れる地野菜）などがこの時期で、これからジャガイモ、さやえんどうなどを植えるそうです。ここまで大々的にやると、ほとんど兼業農家のようです。
我が沢井マウンテンカフェの庭でも最近畑を始めました。コロナの影響で開店が遅れたこともあり、毎日精力的に農業に励んでいます。今植えているのは、レタス、ベビーリーフ、ルッコラ、トマト、ネギ、アシタバ、それにミント、バジル、シソ、ディルなどです。結構成長も早くて、すっかり農業がマイブームになっています。もちろんこれらはカフェの食材に使うには全然足りないので、農協や道の駅、そしてKさんの畑からその時々のものを調達する予定です。
